父島でツェッペリン!(小笠原ガイドTommyGWorld)

この夏思い出のツアー!(音楽編)

入港日午後の半日島内観光、予約は1名、春お相手したお客様のご紹介、、、

お迎えに行くも本人全く姿を現さず、、こりゃ忘れちゃってどっかイっちゃったかなーと思ったが、念のためお宿の主人に部屋番号を聞き、ドアをノック、、、
「今日わ~」と何度か声をかけたが反応なし、、、
一旦自宅に戻って「こりゃすっぽかされたな、、」とお茶を飲み始めたら電話がなった、、「すっ、すいませんOOOですけど、すっかり寝ちゃってて、これから大丈夫ですか?」、、お~~寝とったんかいな~、、、「他にお客さんいないし、イーですよ~!」と私。

仕切り直してお迎えに参りました、こんどはお宿の前まで出ていてくれて無事にピックアップ!
歳は30代半ば、ちょっとオシャレな音楽好きそうな感じの服装(都会的だが帽子の感じがチョットヒップホップ系かなーみたいな、、、)
お客様「すっすいません、オガマルでずっと飲んでて酒抜けなくて寝てました、春にお袋がお世話になりまして、親父がダイバーで、、」
以下、お客様O,私W,
w「おーおー、思い出した、元気なお父さんね!で、君は海に行かないの?」
o「俺、海ダメなんすよー、、」
w「そーなんだ、でも音楽好きそうじゃん!」
O「そーなんすよー、実は音楽関係の仕事なんです!」
W「ミュージシャンじゃなさそうだね、D.Jとかですか?」
O「エー、若いころやってました、、」
今は配信や編集の仕事をしていらっしゃるようで、、、
W「俺はギター弾いてバンドやったりしてるよ!」
O「そーなんすか先輩、色々話聞かせてくださいよ!」
これ以来、ずーと私の事を先輩とお呼びになられまして、、、

W「取りあえず、アースでも聞きましょー」と昭和オヤジが大好きなビートを流し始めました、、、(昭和オヤジ=私ね、、)」
W「音良いでしょ、この車!」
O「サイコーすっねー」
とノリノリのツアーが始まりました!
景色の良い場所にお連れして、その日は天気も良く「先輩、サイコーっす!」を連発!
そうこうしているうちにレッチリだのガンズ等の話になりました!
w「ツェッペリンとか、聞いたことある?ガンズとかは、もろツェッペリンが見本だよ!」
O「えっ、聴いたことないっす、先輩」
W「えっ、マジ、聴いたこと無いの!じゃーかけますか!」
と車の中でツェッペリン視聴会が始まりました!
代表的な曲やエスニックな曲調等、色々聞くたびに感動しまくるお客様!!!
お互い音楽好きなので、ツボが合いまして、、、
W「この曲の次のブレイクから入るボーカルサイコーだぜー、ほら!」
O「うおー、先輩サイコーっす、もう一回お願いしますー」
その後何度かリピートし二人で、うお~~カッコイイ~サイコ~と悦に入ったのでありました。

O「おー、今まで色々聞いてきたし、教えられて来たんですが、ツェッペリンは素通りでした~、これから勉強しまーす!」
と大感動!

晴れた父島の強烈な景色と強烈なツェッペリンのサウンド、このギャップと共にお客様には忘れられない強烈な小笠原の記憶となった事でしょう!(もちろん私にも忘れられない楽しいツアーとなりました)

ツアーの終わりごろ「先輩ビール飲みたいっす!」ということで販売機に立ち寄り(特別ですよ)、綺麗な景色を見ながらお送りしましたとさ!

(注、ツェッペリンと島の景色は必ずしも合うとは限りません。写真は私のレスポール)

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