冒険!ハートロックツアー(小笠原ガイドTommyGWorld)

ハートロックについて以前書いた文章がお蔵入りになっていたんで、上げますね!
あまり文章旨くないですけど、、、、
参考にしていただけたら幸いです!

最高の景色。空ひろーい!

ハートロック

太古の記憶を宿す谷を登り始めるとすぐに常世の滝が見えてきます、水量は無いのですが落差は30m以上、さあ探検の始まり!という感じ!!!

しばらく沢伝いに登ります、サラサラ流れる沢の音に癒されます!
途中小さな三又の滝などもあり風流な趣です!
沢を観察すると、固有種のアメンボウや水中では固有種のハゼ、小笠原ヨシノボリやエビ等が観察できます!(実は、小笠原には淡水の固有生物もいて、世界的にも貴重なのです。)

しばらく登ると、恐竜のうろこのような枕状溶岩が横目に見えてきます、大昔に海底で出来た溶岩の模様で、モコモコ丸まるした模様です。

野生のヤギの鳴き声、メジロ、固有種のオガサワラハシナガウグイス、オガサワラノスリ等の鳴き声を聞きながら登り続けると父島の御神体朝立ち岩様の先っちょが拝めます!
(島の生き物たちは警戒心が無く、ウグイス、アカガシラカラスバト等も身近に登場する場合もあります!)
(朝立ち岩は、男性のシンボルの形をした大きな岩で、戦前は子宝のお参りをしていた人もいたそうです!一見の価値あり!)

ある程度登り切ると、比較的平坦な森の中を進みます。

固有種のヤシや木に巻き付くタコズル等が亜熱帯のジャングルの雰囲気を醸し出します!(ターザンが居そうな、、、みたいな)

中盤に精霊の住むガジュマルの森にたどり着きます。(う回路なので、行きに寄るか帰りに寄るかは、その日の状況で変わります!)
ガジュマルの木が群生しており、天然の遊園地の様です!
まるでおとぎの国に来たような錯覚に陥ります!ここでは誰もが子供心に帰り、木登りをしたりします!
どこを撮ってもインスタ映え!(これが本物のジャングルジムだって悟ります!笑!)

後半になると戦時中のトラックや移動式アンテナの残骸、爆撃を受けた大きな穴、通信所の建物等数々の戦跡に出会います。(チョットインディジョーンズの大冒険のようですが、苦労した兵隊さんを拝みたくなる場所でもあります。合掌)

終盤固有種だらけのジャングルを抜けると突然視界が開け、広大な海と緑の森が眼下に現れます。正面に赤い丘が見えます、終点のハートロックまでもう少しです。

急斜面を50メートルほど下って森を少し歩き、森を出るといきなり別世界、赤、だいだい、黄色を織り交ぜた土、青い海、青い空、厳しい環境で盆栽化した固有種のヤシやタコノキの濃い緑!地球上の色の全てがここに凝縮しているようです!

赤い土の斜面を登るとハートロックの上に出ます!標高240メートルの絶壁から見る景観は圧巻です。
眼下に広がる海は青く、南島界隈の海の色は蛍光ブルーのように輝いています!
遠く母島も見られます。
島の南端ですが、二見湾等も目に入り360度見渡せます!

精神的にハイになり、若い人などはジャンプして写真を撮ったり、手でハートを作って記念撮影するのが今や定番になってきた感があります!(若い人に限らずオヤジもはしゃぎます!)

お勧めは11月から5月ぐらいまで、夏も素晴らしいのですが、暑いので御覚悟のほどを!
夏場は飲み物が3~4L必要です。

P.S 下山した後のUSKコーヒーのコーヒーフロートがサイコーなんです!もちろん島コーヒーもありますよ!(ご希望により立ち寄りますよ!参加者全員の同意が必要だけどねー、、、)

USKコーヒー|島Coffee

USKコーヒー

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