おがまるドック中!(小笠原ガイドTommyGWorld)

ドック

ドック

小笠原丸は、冬の時期一年に一度のドックに入ります。何と1ヶ月近くも船が来ないのです、、、
その間に貨物船が一度だけ貨物、食料や郵便を運んでくれますが、、、被災地のようですね、、、

今年は1月15日に入港した船がドック前最後の船となります。

入港日のスーパーは、長いドック中の食料を調達するために島民が殺到し大混雑です、、、
我が家は、夫婦でチームを組み並んだり運んだり、、、段ボールをもらって詰め込むのですが、スーパーから車に向かう歩道で箱の底が抜けバラバラとぶちまけてしまいました、、、回り周りにいた島の沢山の人達が拾ってくれて恥ずかしいやら、ありがたいやら、、、キャベツ2つの他トマトだの、肉だの沢山入ってましたからね~、残念ながら玉子のパックも落としてしまい6個も割れてしまいました、、トホホ、、直ぐに玉子焼きにして冷凍保存。
常に一週間は食材をストックしておかないといけないので冷蔵庫は大きめです。

ドック中は、かなりの島民が内地に向かいそれぞれ実家に帰る人、長期で旅行に出かける人様々です。
島の飲食店、民宿、ツアー会社等もお客様が来ないためお休みのところが多くなります。
私はお客様がいらっしゃらないので、昼はガードマンの仕事をお手伝いしています。ナイトツアーはお受けしてますよ~

海のツアーの業者の方等もドック中は、日頃出来ない船のメンテナンスをしたり、建設業を手伝ったり、ダンプを運転したり(この時期公共事業で工事等が目白押しなのです!)それぞれいろんな仕事でドックの期間を過ごします。

さて、そんな中、小笠原海運さんは「プチ移住小笠原!」という事でドック中長期滞在出来るお客様を集めました!
受け入れるお客様は16名、受け入れるお宿が2軒しか無いのでこの人数でマックスなのです。
以前は参加者が2名の時もあったそうですが、昨今人気のようでキャンセル待ちが出た程の人気だったそうです。
(実は、私のリピーターのお客様もいらっしゃっているのですが、お得意様なので特別にお一人だけで違うお宿に泊まれています。やり方しだいでは、個人で調べれば泊まれる宿があるのかも、、、)

最後の小笠原丸は1月15日に島に来ました、お客様が帰れる船は2月9日までございません。
泣いても笑っても、25泊26日は島に滞在しなければなりません。
島民も少なく、ゆっくり過ごすには良い時期かもしれません。
ただし一番寒い時期ですから水着で泳ぐ事は、出来ませんし、ツアー業者はお休みなので、イルカやクジラ、ダイビング等にも行けません。数人見かけましたけど、それぞれトレッキングをしたり、ビーチでボ~ットしたりして過ごされていました!
対応のお宿は、自炊の宿だそうですから、食材の調達をしておかないとキツイですよね。
(みんな大丈夫なんだローか?)
私のリピーターのお客様は、毎晩幾つかの馴染みのお店でワインを片手にお食事を楽しんでおられます。
(しかし、料理屋さんは食材の確保が大変ダロ~な~、、)

という訳で、現代社会ではあり得ない状態の小笠原、、、我が家もいつ食材が尽きるかわかりませんが、呑気に過ごしています!(が~んとストックは、してあるで~!)

写真は、島の奥様のくつろぎの夕焼けタイム、こんなひと時を楽しめますよ

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