おがさわら丸は優秀!(小笠原ガイドTommyGWorld)

野次馬

野次馬

ドックに入る前の出港日は、天気は良かったのですが、台風並み低気圧の影響で大しけでした。
風は風速15メーター以上吹き、波高5メーター以上、、、
前日は静かな天国のような海だったのですが、1日でガラッと変わってしまいました。自然は怖いデス、、

波止場でお客様を見送りした後、リピーターのお客様と一緒だったので「荒海を乗り越えるおがさわら丸を見に行こう!」という事で、ウェザーステーションに向かいました!!
すでに同じ考えの島民が沢山来ていて駐車場に車が止まり切れずに道路に車があふれていました、、同じ考えの野次馬が沢山おるもんじゃな~とびっくりしました!

吹き飛ばされそうなテラスの上で大人、子供総勢40~50人位が大しけの中を行く小笠原丸の見学に来ていました。
海上は波と風でぐしゃぐしゃになっており、おがさわら丸はドっかん、ばっしゃ~ンと大きく上下しながらいつもよりユックリ走っておりました、、、て言うより、時折鼻先が海に沈み込み見えなくなる時もあり大丈夫か~?みたいな感じ、、、
皆「お~スゲ~!」「ヤベ~」と大騒ぎしておりました!
観光のお客様はもとより、島民もこの船に乗って長期休暇を取る人も多く乗っており、最初ははしゃいで見ていた周りの人たちも段々「乗っている人は大丈夫か?」「引き返した方が良いのでは!?」など後半心配になってきていました。
そんな見物人の心配をよそに、おがさわら丸は淡々と北へ向かい視線から消えてゆくので有りました。

さて後日、乗っていた人に感想を聞くと「こんな状況だとは知らなかった」と意外とケロッとしているし、船も3時間ほどの遅れだったので、大した事無かったようです。

おがさわら丸は、3年半ほど前に新船になりました!
トン数が6700トンから11.035トンと二倍近く大きな船になり、居住性が良くなった事はもとより、乗った初めての感想として1番感動したことは、大きくなった分揺れなくなった事でした。
前おがさわら丸で結構揺れている状況でも揺れが少ないのです!
しかも、横揺れ(ロール)しなくなった!!!
以前のおがさわら丸の方がシャープでスタイリッシュなのに対し、新しいおがさわら丸は、幅広でノーズもぼってりしていてずんぐりむっくりな感じなのですが、揺れには強い設計なんでっすね~。
今回の動画をよく見てみると、上下動はしているのですが、横揺れはしてないようなのです。

返還後の椿丸が1016トン、その次の父島丸が2016トン、そしてその次のおがさわら丸1代目が3553トン(時化ると6時間以上遅れる事も有りました)、2代目おがさわら丸が6700トン、そして現行が11.035トンとありがたいことにドンドン大きくなっており、時化た時の居住性もかなり良くなりました!
皆さん安心して!?おがさわら丸にご乗船下さいませ!

(この投稿、新しくいらっしゃるお客様には逆効果かな~と躊躇しましたが、正直に投稿することにしました。笑)

時化丸

時化丸

動画を見つけました、、、

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